カナガンには子犬に与えても大丈夫でしょうか?
カナガン発売元の説明には「全犬種・全年齢対応」となっていますが、それってパピーも含まれるの?
一般のドッグフードはパピー用があるから、本当に与えて大丈夫なのか?
2カ月は?3か月は?4か月は?…気になりますよね。
そこで今回はカナガンが子犬に合うのか、注意点なども含めて、詳しく解説して行きましょう。
カナガンは子犬にOK?何カ月から?2か月や3か月はどう?
カナガン発売元の(株)レティシアンに確認したところ、カナガンの対象年齢は2か月以降の全年齢が対象となっています。
そのため、2カ月や3か月のワンちゃんに与えても全く問題はないとのことです。
ただしカナガンをパピーに与える場合には、4点ほど注意点があります。
カナガンを子犬に与える際は給餌量の調整が必要
カナガンの給餌量 | ||||
---|---|---|---|---|
超小型 1~5kg |
小型 5~10kg |
中型 10~25kg |
大型 25~45kg |
|
2~3か月 | 65 | 145 | 215 | 385 |
4~5か月 | 85 | 165 | 235 | 405 |
6~7か月 | 95 | 180 | 255 | 425 |
8~9か月 | 85 | 165 | 255 | 440 |
10~11か月 | 65 | 155 | 235 | 425 |
12~13か月 | 成犬 | 145 | 225 | 405 |
14~15か月 | 成犬 | 成犬 | 215 | 395 |
16~17か月 | 成犬 | 成犬 | 成犬 | 385 |
活動量や代謝量によっても適切な量は変わってきます。
- 太り気味の場合…10%減らす
- 痩せ気味の場合…10%増やす
このような調整を行って適正な体重になるように調整が必要です。
また、
ウンチが柔らかい(手でつめない程度)場合は量が多いため、5%程度の給餌量を減らしてください。
離乳中はカナガンをふやかして与える
離乳中の場合は、カナガンを水でふやかして与えるか、パピー用のミルク浸して与えてください。
温度の高いお湯でふやかすと栄養分が壊れてしまうので、水か人肌程度のお湯またはミルクでカナガンをふやかすのが適当です。
ふやかすことで消化がしやすくなるので、消化系に優しくなります。
食事はなるべく回数を多く与える
パピーの時期は、胃が大きくないため、1度に摂取できる量が限られます。
そのため1日にカナガンを3~5回位に分けて与えてください。
一度に多くの食物を食べると吐いてしまう場合があります。
そしてポイントはあまり食事の間隔が空かないようにします。
この時期に1度の食事を多くすると将来、太りやすい体質になると言われているので注意が必要です。
カナガンへ切り替える場合は段階を踏む
経過日 | これまでの ドッグフード |
カナガン ドッグフード |
---|---|---|
1日目の割合 | 75% | 25% |
2日目の割合 | 75% | 25% |
3日目の割合 | 50% | 50% |
4日目の割合 | 50% | 50% |
5日目の割合 | 25% | 75% |
6日目の割合 | 25% | 75% |
7日目の割合 | 0% | 100% |
カナガンを与える際は、必ず今まで食べていたフードから25%ずつ混ぜて、約7日間かけて完全に移行します。
子犬の場合は特にデリケートなので、一度にフードを変えてしまうと食べなかったり吐いてしまう場合があります。
もし馴染めず食べない場合には、最初の数日間はカナガンを細かく砕いて今までのフードに振り掛けて与えてください。
カナガンをビニール袋に入れて麺棒やすりこ木で叩くと簡単に砕くことが出来ます。
カナガンは成長期にピッタリの豊富な栄養
カナガンは生チキン+乾燥チキンを含め、動物性たんぱく質を60%も含んだ栄養が非常に豊富なフードです。
急激に身体が大きくなる成長期のパピーにピッタリな栄養が豊富に含まれているのです。
安価なドッグフードとの大きな違いが、この品質の高い原材料。
そして身体全体をスムーズにする「グルコサミン・コンドロイチン」も多く含まれています。
この栄養成分は老犬用と思われがちですが成長期にも必要な栄養です。
カナガンは食べやすい形状と硬さ
カナガンの粒はサイズが1センチ・厚み4ミリと小型で、さらに中心に穴の開いたドーナツ状。
この形状は弱い力だも噛み砕けやすい形状なのです。
また硬さも穀物が含まれていないので、短時間でふやけますので、子犬に与えるのに適した形状と硬さであると言えます。
そもそも子犬(パピー)用のフードって何?
市販の子犬用のドッグフードは、成犬用のフードとどこが違うのでしょうか。
パピー用と成犬用のフードを扱っているメーカーで成分の比較しました。
比較するのは、子犬用と成犬用を扱っている大手メーカーの
【サイエンスダイエット】
◆パピー小粒(~12カ月)
◆アダルト小粒(成犬用1~6歳)
【アーテミス】
◆スモールブリードパピー <小粒タイプ>
◆スモールブリードアダルト<小粒タイプ>
とカナガンを比較しました。
サイエンスダイエット | カナガン | ||
---|---|---|---|
成分 | パピー用 |
成犬用 |
|
カロリー | 416kcal | 369kcal | 376kcal |
タンパク質 | 29.1% | 23.8% | 29%以上 |
脂質 | 19.7% | 16.1% | 15%以上 |
粗繊維 | 1.9% | 1.7% | 5.25%以下 |
オメガ3 | 1.11% | 0.53% | 0.9% |
オメガ6 | 3.24% | 3.73% | 2.8% |
カルシウム | 1.35% | 0.77% | 1.86% |
アーテミス | カナガン | ||
成分 | パピー用 |
成犬用 |
|
カロリー | 368cal | 368kcal | 376kcal |
タンパク質 | 28.0% | 25.0% | 29%以上 |
脂質 | 17.0% | 15.0% | 15%以上 |
粗繊維 | 4.5% | 4.5% | 5.25%以下 |
オメガ3 | 0.4% | 0.4% | 0.9% |
オメガ6 | 3.3% | 2.4% | 2.8% |
カルシウム | 1.60% | 1.47% | 1.86% |
子犬用フードの特徴
- 成長を促進する高タンパク・高カロリー
- 皮ふや脳の成長を促すオメガ3を多く含む
- 骨の成長に必要なカルシウムを多く含んでいる
大まかに言うとこのような特長です。
カナガンドッグフードは2つのメーカーの子犬用と同等レベルの
- タンパク質
- カロリー
- オメガ3
- カルシウム
で構成されており、たんぱく質など専用フードを凌駕する栄養素を持っています。
子犬の頃からグルテンは危険
消化が悪い穀物の小麦・トウモロコシ・大豆を含んでいるフードは、雑食に近いと言われる犬でも、消化が苦手です。
そのため、当然に子犬の消化に優しいとは言えません。
また、小麦・トウモロコシ・大豆などのグルテンはアレルギーになりやすいため、子犬の内から食べていると将来にアレルギーになる可能性が高まります。
そのため犬は避けた方が良い食材なのです。
カナガンは穀物不使用(グルテンフリー)のため安心して与えられます。
カナガンは切り替え負担の無い全年齢対応
カナガンは子犬から老犬まで全年齢に対応したオールステージとなっています。
実は犬にとってフードの切り替えは胃腸が変化にびっくりして下痢や軟便になってしまうこともあります。
そのためパピーの時から老犬まで、全くドッグフードの切り替えが必要ないカナガンは犬にとって切り替え負担の無いドッグフードなのです。
カナガンを子犬に与えている口コミ
2か月からあげられるカナガンにしました
ドッグフードを色々悩んだ結果、2カ月から食べられるカナガンにしました。
早速半分混ぜてあげたら、何の異変も感じることなく完食!!元気でいて欲しいので身体に良いものをあげたいです。
美味しそうに食べてくれる
新しいドッグフードが届きました。カナガンへ変更!
早速食べさせたら食いつき良く、ガツガツ食べてた。
美味しそうに食べてくれる姿を見てるだけで嬉しくなる。
カナガンドッグフードは子犬に合うか、まとめ
カナガンは、子犬にも大変お勧めのドッグフードです。
必要なたんぱく質・オメガ3・カルシウムを多く含み、安全性の高いヒューマングレードの原材料、グレインフリーで消化性に優れ、離乳期から健康の維持が期待できます。
プレミアムドッグフードの中でも、これほど子犬に合うドッグフードは他にはないでしょう。
カナガンは全年齢対応なので、ずっと使い続けられるドッグフードです。
もし愛犬が子犬だったら、直ぐにカナガンへの切り替えをお考えいただくのが良いかと思います。
発売元のレティシアンのアドバイザーも「子犬の頃から良質なフードを与えていると将来、毛艶が非常に良い子に育つ」とのことです。
わたしも子犬の時からカナガンだったら良かったね。
ごめ~ん!その当時は勉強不足でした。でもカナガンはシニアでも相性はバッチリなのよ!